「やらなきゃいけないけど、やりたくない」
「矛盾した思考が頭の中でぐるぐると葛藤している」
「本心が望む本当にやりたいことはなんだろう」
モヤモヤと、なんだか不安な気持ちになる時の多くは、相反する思考・感情がぶつかっている状態です。
気持ち悪いモヤモヤから解放されて、スッキリ行動できる状態になるには、
「思考と感情を区別して整理する」ことが重要です。
今回は八木仁平さんの動画を参考に、心の声と頭の声を区別するジャーナリングによってやりたいことを明確にする方法を紹介します!
思考と感情の関係
本心に素直に、やりたいことをやって生きるには
「感情→思考」
の順で脳を使うことが重要になります。
まず腹の底から湧き上がってくる「やりたいこと」に気づいて、
そのやりたいことを具体的に実現するための道具として思考を使います。
「思考→感情」の順で頭を使っていると、
どんどん感情が死んでいって病んでしまうか、つまらない人生になってしまいます。
僕はコンサルファームで働いていた時、
「思考→感情」の関係性で精神がすり減ってしまいました。
コンサルが楽しいと思えればキャリアプランが見えて安心できそう(思考)
→(本当は辛いのに)コンサルは楽しい、楽しいと自己暗示(感情を捻じ曲げる)
自分の感情に嘘をつき続け、自分の本心がわからなくなっていきました。
打算で生きていると感情が麻痺してしまい、
「幸せそうなステータスを手に入れたのに、なぜか幸せを感じられない」
となってしまうのです。
モヤモヤを思考、感情に分別する
モヤモヤから解放されて楽しく行動できる状態になるには、
まず混沌としたモヤモヤを思考と感情に分けていく作業が必要です。
紙とペンを用意して、左側に思考、右側に感情を書き出していきましょう。
悩んでいるトピックに対して、以下のように思考と感情を分けて書いていきます。
思考か感情かわからないときは、
「その感情が腹の底から湧き上がっているか」
という体の感覚を頼りにしてみてください。
感情はシンプルなので、腹の底から湧き上がる感覚がないものは全て思考です。

「分かる」とは「分ける」ことです。
矛盾が起きている思考・感情を紙に言葉として書き出すことで、モヤモヤの正体を可視化することができます。
これが、モヤモヤを解消する最初の一歩となります。
感情に従って動け
思考と感情を分別した上で、迷いをなくす考え方を紹介します。
「”怖い”ならやれ!”嫌だ”ならやるな!」
です。

感情が「やりたくない」といっているのに思考の「やらなきゃ」で無理やりやっていたら、いつか心が壊れて心身の体調が崩れます。
心が「やりたくない」と叫んでいるなら、やめた方が良いです。
一方、「怖いならやれ」って一見おかしいように見えますよね。
でも、心が「やりたい」と言っているのなら、思考が「できなさそう」と邪魔をしてきてもやった方がいいんです。
好きな人に告白する時、怖いですよね?
心から好きだから怖いんです。
そこまで好きではない人に告白するのは怖くないはずです。
「怖い」という感情はやりたいことへ進むサインなんです。
とはいえ、怖いのに動けって言われても難しいですよね。
そんな時は「これなら怖くない」と思えるまで行動を小さく分解するのがポイントです。
喋ったこともない好きな人にいきなり告白するのは怖すぎますし、いくらなんでもおかしいですよね。
「告白する」を「雑談する」や「挨拶する」まで分解すれば、行動のハードルが下がってストレスなく実行できそうです。
思考と感情の無限ループから抜け出そう
悩みの多くが、思考と感情の葛藤を無限に行き来していることが原因です。
思考と感情を紙に書き出さずに頭の中だけで解決することは、難しい数学の問題を紙なしで暗算で答えようとするようなものです。
モヤモヤの無限ループは何も行動に繋がりませんし、ただ気持ちが落ち込んでいくだけです。
ジャーナリングを習慣化して、「モヤモヤする」時間をどんどん減らしていきましょう。
モヤモヤと悩んでいるその時間が、スッキリした気持ちで行動する時間に変わっていくはずです。
徐々に、あなたの顔つきももっと明るく爽快になっていくでしょう…!!
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