【自己実現の道のり】活動開始2ヶ月で3回体調を崩して気づいたこと

体験談


「自己実現を楽しめていなくて、正直しんどい」

「うまくいかなくて、メンタルが折れてしまいそう」

「怖くて、恥ずかしくて、やりたいことの実行に踏み出せない」


なぜやりたいことを実際にやるのは、こんなに難しく厳しいのでしょうか?

せっかくやりたいことが見つかったのに、現実はほとんど変わらないまま半年、1年と時が過ぎ去っていきそうで、不安を感じていませんか?


これを読んでぎくっとした人、あなたに向けてブログを書きます。


僕はジャーナリングを教える活動をしています。

昨年12月から個人事業で活動を開始し、初月初収益、1月に売上1万円を達成しました。

成果だけなら順調に見えるかもしれませんが、この2ヶ月の感想としては、

刺激多くて面白かったけど、めちゃしんどかった」です。


12月に2回発熱し、1月に軽いうつ状態になったからです。

メンタルよわよわの僕がこの2ヶ月の体験を通じて学んだ、

自分を満たすことを忘れずに自己実現を進める方法

をお伝えします。


しんどい思いをしながら自己実現をしている人、
しんどくなるのが怖くていつまでも自己理解に安住している人、

ぜひ読んでください。


このブログを読んで僕の2ヶ月を追体験することで、ぜひ「しんどくて動けない」から「一歩踏み出してみよう」に変えてください。


2ヶ月間の出来事


12月からSNSの情報発信、サービスづくり、集客を始めました。

仕事を辞めて貯金切り崩し生活をしているため、少しでも早く稼げるようになりたいという思いがあり、1ヶ月の目標を明確に決めて進めていました。

12月の目標は初収益達成、
1月の目標は成約5件でした。


意気込み十分でスタートしたのですが、そうそううまくはいきませんでした。

「やりたいこと」だけ考えていては何も進まなかったのです。


今までは「できるできない」を気にすることなく自由にやりたいことを思い描いていたのですが、実際に行動に移すとなると

「できなくてもどかしい無力感」

「人から求められること」

に向き合わざるを得なくなりました。


「サービスを買ってくれるには何をしたらいいだろうか」
「今の自分のままでは稼げない。何の力をどれだけつける必要があるのか」


目標達成に対する執着が強迫観念となり、「やりたいこと」が「やらなきゃいけないこと」へと変わっていきました。

最初は内発的動機で生き生き活動していたのに、オセロが一つずつ裏返されるように内発が外発的動機へと変わっていきました。


気づけば全面真っ黒。

それに追い討ちで「個人事業で本当に生きていけるのか?」という不安。

自分の心を満たすのを忘れ、体調を管理するのを忘れ、体調を崩してしまいました。


12月は胃腸炎、回復して一週間後にぶり返し、

1月は軽いうつ症状になりました。(半年前にうつをやっており、ぶり返しました)

「うわ、自己実現なめてた。自己理解できたらすぐ楽しく結果出ると思ってたけど、全然そんなことないじゃん」


自己実現の厳しさに直面し、文字通り痛手を負った2ヶ月でした。


「目標達成のプレッシャー」という強風


なぜ目標達成にとらわれてしんどくなってしまったのでしょうか?

自己実現における目標(特に定量目標)は、自分の心の外側にある外発的要因になりやすいからです。


自己理解は、いわば自分が心地よいと思える「ホーム」を知ることです。


ホーム(自分の内側)なので、知れば知るほど楽しくて心地良いです。

一方で、自己実現とは「やりたいことと求められることの接点を当てること」です。



心地よいホームから出て、時には雨風吹き荒れる外の世界へ飛び出す必要があります。


今回僕がたてた目標は、外側の「人から求められる」ことが必須でした。

初収益を出す(自分のやっていることに対しお金を払ってもらう)のも、公式LINEに登録してもらうのも、サービスを受けてもらうのも、

全部「求められてはじめて成り立つもの」です。


何が求められるかを探すには、まず外の世界に踏み出す必要があります。

そして継続的に結果を出すには、「目標達成のプレッシャー」という強風にも挫けない力が必要です。


まずは外の世界に踏み出すこと、

そして外の世界に踏み出しても迷子にならずに、いつでもホームに帰ってこられることがめちゃめちゃ重要だったんです。

僕は外の世界に翻弄されて、ホームを見失ってしまった、と言えます。


正直、「一発で満たされながら自己実現」なんてできるわけがない


自己実現は厳しい幕開けとなりましたが、後悔はしていません。

なぜなら、一発で「満たされながら自己実現」なんてできるわけがないからです。


外の世界も、求められることもわかっていないのに、一発でピシャリと「やりたいことと求められることの接点」を当てるなんて芸当、誰もできないです。

いろんな行動を試して満たされたり満たされなかったり、求められたり求められなかったりを繰り返しながら、少しずつ接点を当てられるようになるものだと思います。


自己実現を進めていくにあたって、時には傷ついたり、ネガティブになったり、自己理解したこととは違うことをしたりするのは、実験(練習)のためにある程度必要なことで、避けられないものなのではないでしょうか。


自転車に乗りたいけど転ぶのは嫌だと言う子どもがいたらなんて声をかけますか?

友達が欲しいけどケンカするのは嫌だと言う子どもがいたらなんて声をかけますか?

同じことが、自己実現にも言えるのです。


自分を満たすことを忘れずに自己実現を進める方法


とは言っても、心身の健康を損なってまで自己実現するのはいくら何でも苦しいです。

常に満たされている状態でいることは難しいですが、せめて自分を満たすことを忘れずに自己実現を進めていきたいですよね。


自分を満たすことを忘れずに自己実現を進める方法は、

定期的に気持ちを書くこと

です。


行動してみて率直にどんな気持ちになったのか、行動できなかった時はどんな気持ちがあったのか、言葉にする習慣を身につけましょう。

僕は3年ジャーナリングを続けていますが、実は12,1月は目標を達成することばかりに意識が向いてしまい、ノートに気持ちを書き出すことが疎かになっていました。

1月に軽いうつ状態になった時、ジャーナリングに立ち返った方が良いと気づき、率直な自分の気持ちを(弱音も含め)書いてみました。



今まで目標達成のために押し殺していた心が息を吹き返したようでした。

感じたことを、ただ思うだけでは不十分です。

言葉にしなければ、漠然とした気持ちを何回もループして、疲弊してしまうからです。

言葉として残しておかないと、いずれ流れて忘れてしまい、忘れた頃にまた同じ失敗をしてしまうからです。


ノートを一冊買って、自己実現ノートにしましょう。

「この行動は満たされただろうか、それともすり減ったのだろうか」

気持ちを可視化して、客観的に観察してみましょう。

外の世界に踏み出しても、ホームを見失わない仕組みを作りましょう。


ジャーナリングは「自己理解に立ちかえる地図」である


気持ちを書き出す最適な習慣があります。

それが「ジャーナリング」です。


ノートとペンを用意して、自己実現に関して思ったことを書き出してみましょう。

実際に気持ちを書き出してみると、ジャーナリングが「自己理解に立ちかえる地図」であることに気がつきます。


この行動は「やりたいこと」だったのか。
(価値観が満たされることだったか。得意が活かせることだったか。好きなことだったか)

この行動は、下の図のどの領域に当てはまる行動だったのか。

その行動を通して、どんな気持ちになったのか。



行動と、それに付随する気持ちを書き出すことで、徐々に「自己実現の地図」が出来上がります。

地図ができれば、

「この状態の時、ここには行かないようにしよう」
「この行動ならやりたいことと求められることの接点に当たりそうだ」

という予測がつきやすくなります。


ジャーナリングは「感情のデータ収集」とも言えます。

「この行動をしたらこんな気持ちになった」のデータが多ければ多いほど、より正確な行動予測が立てやすくなります。

天気予報は天気に関するデータが多いほど正確になりますよね。

心も、感情に関するデータが多く、かつそれをうまく分析できると満たされる生き方に狙いを定めやすくなっていくんです。


求められることに意識が向きすぎると、途端に自分の心を見失います。

ジャーナリングの時間を設けることで、「自己理解に立ち返り、また自己実現に踏み出す」良い循環を生み出せます。


やりたいことで生きるには、ジャーナリングは最適のお供なのではないでしょうか。


本当の気持ちに立ち返る場所を作ろう


自分を満たすことを忘れずに自己実現するにあたって、ジャーナリングが良い習慣である、ということがこのブログの結論です。

自己実現の過程では、厳しい局面があったり、時には感情を無視して突き進むこともあるかもしれません。

平坦ではない道のりだからこそ、本当の気持ちを確かめられる、安心できる場所と時間を確保しましょう。

ジャーナリングが、あなたをあなたらしい方向へと導いてくれます。


お互い、自分を満たすことを忘れずに自己実現を進めていきましょう!


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