去年の一年間を、思い出してみてください。
やりたいことを思う存分できた1年でしたか?
それとも、やりたいことを達成できず、悔しさが残りましたか?
それとも、やりたいこともわからず、流された1年でしたか?
2023年の僕はやりたいこともわからず、ただ会社に必要とされるためだけに身を粉にして働いていました。
自分の人生を生きている実感がなく、自分の本心もわからなくて、やりたいことを考え出すだけで最悪な気分になっていました。
2023年の正月にもやりたいことリストを書いたのですが、
リストを読み返すこともなく、気づいたら忘れていました。
「やりたいこと」にほとんど気持ちが乗っていなかったんです。
やりたいことが書けない人へ、まずは
「得たい未来」「避けたい未来」
を書いてみましょう。
今日、書いてしまいましょう。
未来を言語化したうえで行動をスタートできれば、きっと自分らしく楽しい1年になります。
一緒に、ワクワクする未来を描いていきましょう!
なぜいきなり「やりたいこと」から考えるとダメなのか
2023年正月に立てた抱負を見返してみました。
①アナリストからコンサルタントへの昇格を確実にする
②アカペラバンドを組み、ライブに出演する
③日経新聞を毎日読む
①アナリストからコンサルタントへの昇格を確実にする
確かに達成はしました。
しかしコンサルタントに昇格しても嬉しさは1ミリもなく、どうしようもない絶望感が襲ってきました。
コンサルタントの昇格が全く無駄だったわけではないですが、事実2024年7月に会社を退職し、コンサルタントという肩書きを手放しました。
②アカペラバンドを組み、ライブに出演する
未達成でした。
バンドを組みたいと思いつつ、良いバンドが組めなかったらどうしようという漠然とした不安で動けていませんでした。
(2024年には達成しました)
③日経新聞を毎日読む
未達成。この目標を立てたこと自体も忘れていました。
3つとも、やりたいことリストとしてはイマイチでした。
では、3つの項目に共通して欠けていた視点はなんだったのか。
「それを達成して得たい未来は何か」
「それを達成することで避けたい未来は何か」
です。
やりたいことっぽいものばかりを書き出し、そこに感情が乗っていなかったのです。
行動する理由は「得たい未来に近づきたい」か「避けたい未来から遠ざかりたい」のどちらか
人が行動する理由は
「得たい未来に近づきたい」
「避けたい未来から遠ざかりたい」
のどちらかです。
理由がはっきりしていないにも関わらず、行動を起こすことはできません。
行動できたとしても、心が満たされることはありません。
どんなワクワクする未来を掴み取りたいのか。
これをはっきり言語化することが先です。
未来が確定すれば、その未来に近づくために行うべき行動が自然と出てきます。
感情が乗った「やりたいことリスト」なら、達成して理想の自分に近づくことができるのです。
TODOより先に、TOBEを書きましょう。
なぜ大量に書き出すのか
「得たい未来」「避けたい未来」それぞれ50個ずつ書きましょう。
大量に書くことで見えてくるものがあるからです。
まず、大量に書こうと思うと、一つ一つの項目が小さく、具体的なものになります。
得たい未来が1個だと例えば「自由に生きたい」となり、抽象的ですよね。
ですが3個に増やすと
- 働く時間、場所にとらわれないフリーランスになりたい
- 心から大切に思える人と結婚したい
- 開放感のある、自然豊かで広々とした家に住みたい
となり、より具体的でイメージしやすくなります。
そして、大量に書き出すと後半の方は出なくなってきますが、
その中で出てきた一滴こそ大事なものだったりします。
メリットの先のメリットを書こう
未来を書くとき、感情が乗ることが一番重要です。
イマイチ感情が乗らない場合、「それを達成するとどんな嬉しいことがあるか」を感じてみましょう。
メリットの先のメリット(=ベネフィット)を描くのです。
例えば、
「年収1,000万円稼げるようになる」
これに心からワクワクしますか?
僕はワクワクしないです。
稼いだお金の使い道がパッと出てこないからです。
そこで、年収1,000万円稼いだ先の嬉しいことを感じてみましょう。
「大切な家族と毎年海外旅行に行って、冒険の思い出を作る」
一気に感情が乗ってきませんか?
これを書いているだけでなんだかワクワクしてきました。
心や体の感覚に耳を傾け、純粋に胸が高鳴る未来を書いてみてください。
できるかできないか、という思考は必要ありません。
今は到底無理と思えることも、未来を明確に言語化して、それに近づく行動を続けることで、実現します。
僕の「得たい未来」「避けたい未来」はそれぞれ以下の通りです。参考にしてみてください。
貴大の「得たい未来」


貴大の「避けたい未来」


心からやりたいことに集中して行動する
心からやりたいと思える時こそ、最大限のパワーで行動できます。
本心ではやりたくないと思っているのに無理やりやろうとしても、どこかで折れます。
素直に、今一番やりたいことをやるんです。
今一番やりたいことが「休む」「のんびりする」ことだったら、堂々と休めばいいんです。
「誰々に言われたから」
「周りにどう思われるか怖いから」
こんな理由で、流されて生きていたら面白くなさそうですよね。
心が赴くままに、流れるように生きて、行動していきましょう。
まずは「得たい未来」「避けたい未来」を言葉にすることから。
誰に指図されることもない、自分だけの人生です。
本心が指し示す理想の未来に向かって、一緒に楽しくやっていきましょう!!
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