「本当の自分の気持ちがよくわからない」
と感じることはありませんか?
日々の生活では、周りの目を気にして
本音を隠してしまうことが多いものです。

でも、誰にも見せない“自分だけのノート”に
思いをそのまま書き出せたら、
心がスッキリして自己理解も深まります。
この記事では、ジャーナリングの中でも
「赤裸々に書くこと」のメリットについて
紹介します。
赤裸々とは?
「赤裸々(せきらら)」とは、
飾らずにありのままを
さらけ出すことです。
普段は遠慮して言えないことや、
心の奥にある本音を表現することを
指します。
人に対して赤裸々に話すのは難しいですが、
ジャーナリングは自分だけのものなので、
安心して書けます。
「赤裸々」の感覚を掴むために、
誰にも見られない紙に
強烈な欲求を書き出してみてください。
とても人には見せられないような、
一見汚い、どぎつい願望です。

…おそらく言葉にすること自体
躊躇したのではないでしょうか?
同時に、誰にも言えないことを
言葉にした、不思議な爽快感も
あるのではないでしょうか。
それが、赤裸々に書く、ということです。
どうして「ありのまま」が大切なのか?
学校や職場では、
「こんなことを言ったらどう思われるかな?」
と気にしてしまい、本音を言えないことが
よくあります。
本音を言えないと、自分が本当は
何を感じているのか、どんどん
わからなくなっていきます。

また、普段からSNSで毎日
人の意見を大量に浴びていると、
自分の気持ちがなんなのか
見失いがちです。
でも、ジャーナリングなら誰にも
遠慮せずに書けるので、本当の気持ちを
見つけやすくなります。
赤裸々にジャーナリングするメリット
1. 自分の気持ちを客観的に見られる
思ったことを書き出すと、
「自分はこんなことを考えていたのか」
と気づくことがあります。
客観的に自分を見ることで、
自己理解が深まります。
2. モヤモヤを吐き出してスッキリ
イライラや不安を抱え込むと、
気持ちが重くなります。
ですが愚痴を言うのって
なかなか気が引けますよね。
「人のことを悪く思うなんて、
自分はダメなやつだ」と
自分を責めてしまうこともあります。
でも、言ってはいけないことはあっても、
思ってはいけないことはないんです。
人に言えないことも
ノートに書き出すだけで
不思議と心が軽くなるものです。

3. 解決策や行動のヒントが見つかる
書いているうちに
「こうすればいいのでは?」
という考えが浮かんでくることがあります。
思考が整理され、次にどうすればいいのかが
見えてきます。
「こんな本音、実現しようがないから
ない方がマシだ」
と思っていたとしても、
書き出してみることで
本心に素直に行動できるアクションが
見えてくるんです。
赤裸々に書くためのコツ
まず「どんなことでも書いてOK」と
書いてみましょう。
そう書くことで、脳内の検閲官が
口を出してこなくなります。
そして、
「こんなことを書いていいのかな?」
と迷ったときほど、思い切って
書いてみましょう。
誰にも見せない前提で書くのが
ポイントです。

「こんなことを思う自分はダメだ」
などと考えず、ポジティブなことも
ネガティブなことも、
感情をジャッジせずに
そのまま書き出してみましょう。
周りの目を気にせずに書くために、
一人になれる静かな場所や時間を
確保すると書きやすくなります。
とは言っても、本音に気づくのが怖くて
なかなか書き出せないこともあります。
そんな時は、とりあえずこの言葉を
書いてみてください。
- 実際のところ
- 正直なところ
- 間違っているかもだけど
- 認めたくないけど
- 心の奥底では
本音を書きたくないマインドブロックを
外してみると、新たに見えることも
あります。

「やりたい気持ちに気づいたら
やらない自分が嫌になりそうで怖い」
「こんなこと思っている自分、
気持ちが悪い」
そんな思いを少しだけ溶かせるのが
ジャーナリングです。
ノートに書いたところで、
何も起きません。
安心して、自分のありのままの気持ちを
書いて受け入れてみましょう。
まとめ
ジャーナリングは
「誰にも見せない自分だけのノート」
だから、本音を書きやすいです。
ありのままの気持ちを出すことで
自己理解が深まり、ストレス解消や
行動のヒントが得られます。

誰にも言えない悩みや感情も、
ノートに書くことで整理され、
スッキリするんです。
普段の生活ではなかなかできない
「赤裸々な自己対話」を、
ジャーナリングを通して試してみませんか?
たかひろ | ジャーナリングガイド
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