時間と思考力とメンタルを蝕む、ぐるぐる思考の抜け出し方

思考整理


「また同じことをクヨクヨ
考えてしまって、何も進まない」

「考えすぎて、疲れて
もう何もできない」

ちょっとしたきっかけで
頭の中がずっとごちゃごちゃして、

時間だけが過ぎ最悪な気分に
なっていませんか?

考えても仕方のないことに
1,2時間も費やし、やる予定だった
仕事が全然進まない。

もはやこの複雑に絡まった悩みを
どこから紐解いていけばいいのか
わからない。

なんなら紐解こうとすればするほど
さらに絡まる。

メンタルだけがどんどん落ちていく。



もはやぐるぐる思考とネガティブループの
セットがお決まりになっていないですか?

このブログは、
つい考えすぎの沼にはまって苦しむ
あなたに向けて書きました。

ぐるぐる思考は放っておくと、
時間も、思考力も、メンタルの健康も
少しずつ奪っていきます。

考えているようで前進していない、
そのぐるぐる思考は

あなたの大事なエネルギーを
吸い取る厄介なもの
です。

でも大丈夫です。

この記事では、
厄介なぐるぐる思考から抜け出す

ジャーナリングの方法を
伝授します。



これを読んで実践すれば、

ぐるぐると渦巻く
思考がスッキリ解消する糸口を、
自分で掴めるようになります。

ずっとあなたを苦しめていた
ぐるぐる思考を解決する方法を学べば、

ネガティブループがポジティブループに
変わります。

想像してみてください。

まず、睡眠の質が明らかによくなります。

ベッドに横になっても考えが止まらない
状態がなくなり、消灯して1分で
深い眠りにつくことができるんです。

ゆっくり脳が休まるので、朝の目覚めも
全然違います。

朝アラーム一回でスッキリと一日を
始めることができるようになります。



仕事や勉強に、今の数倍集中できます。

考えても仕方のないことを考える癖が
なくなり、毎日ルーティーンのように
フロー状態に入ることができます。

本当に重要なことを最速で片付けられる
ようになり、あまりの仕事の速さに
上司や同僚から驚かれるでしょう。

それだけではありません。

あなたの価値観も変わるでしょう。

ごちゃごちゃ考えている人って、
大抵「人からどう見られるか」を
気にしている人です。

ぐるぐる思考を手放す方法を
身につけることで、
人の目を気にせず自然体になれます。

今よりずっと気楽に、身軽になれます。

やりたいことが明確で、
常に頭の中がスッキリ。

自然体でポジティブな雰囲気に、
自然と人が集まってくるでしょう。



何か想定外のことが起こったとしても
焦らず冷静に対処でき、
「まぁ大丈夫!」と受け流せる。

そんな大人の余裕が身につくのです。

どうですか?

あなたを苦しめているぐるぐる思考が
改善するだけで、こんなにも
未来が好転するんです。

ぐるぐる思考こそ、あなたが
くすぶっているボトルネックでは
ないですか?

この記事を読んで、
もうネガティブループに翻弄されるのは
終わりにしてください。

ぐるぐると難しく考える思考力を、
シンプルに自分らしく生きるための
思考力にしてください。

もともと思考体力が備わっている
あなたなら、絶対に変えられます。



必ず最後まで、この記事を
読んでください!

ぐるぐる思考とは? 〜あなたのエネルギーを静かに奪うもの〜


ぐるぐる思考とは、
同じ考えを何度も何度も
繰り返してしまう状態
のことです。

たとえば、

  • 「どうしてあんなことを
    言ってしまったんだろう」
  • 「あのとき、別の選択をしていたら」
  • 「次に失敗したらどうしよう」

このように、過去を悔やんだり
未来を不安に思ったりして、
頭の中が休まらない状態を指します。

専門的には反芻(はんすう)思考
と呼ばれています。





ぐるぐる思考になりやすい人の特徴


ぐるぐる思考に陥りやすい人には、
共通点があります。

  • 真面目で、責任感が強い
  • ミスを極端に恐れる
  • 「完璧じゃなきゃダメ」
    と思い込んでいる
  • ネガティブな出来事を
    引きずりやすい

つまり、

周りからどう見られるかを
極度に気にしている
まじめちゃんが

ぐるぐる思考に苦しみやすいのです。



努力家で、人に優しくできる人ほど

いつの間にか自分を
ネガティブの沼に
追い込んでしまっているのです。



ぐるぐる思考がもたらす深刻なダメージ


ぐるぐる思考は、
単なる「考えすぎ」で
片付けられるものではありません。

放っておくと、次のような
大きな影響が出てきます。

まず、時間が奪われます。

あなたがクヨクヨ考えていた時間、
何かほんの少しでも行動に
移していれば

たとえ失敗したとしても
状況は進展するのに

何も行動せずに停滞しちゃって
いるんです。

あなたの大切な時間を
なんとなくゴミ箱に捨てている

ようなものです。

実にもったいないです。



次に、思考力が奪われます。

ぐるぐる思考で悩んでいる人は

「人にどう思われるか」
「失敗したらどうしよう」
「こんなことやって恥ずかしい」

など、何時間考えても意味のない
コントロールできないことを
永遠に悩みがちです。

どうせ考えるなら
自分がコントロールできることに
思考体力を使えばいいのに、

コントロールできないものに
執着するなんて、

雨乞いの舞を踊り続けるくらい
ナンセンスです。



さらに、メンタルも蝕まれます。

心理学の研究では、
ぐるぐる思考を繰り返す人は、

うつ症状が悪化しやすい
という結果が出ています。

わざわざ自分で自分のメンタルを
下げにいくなんて、今すぐ
やめたほうがいいのは当然ですよね。

つまり、ぐるぐる思考を放置すると、
自分の未来をじわじわと
蝕んでしまう
のです。



ここまで読めば、絶対ぐるぐる思考を
手放した方がいいって思いますよね?

でも、気づいたらぐるぐる思考に
陥ってしまう。

好きでぐるぐる思考をやっている人は
いないはずです。

無意識に陥ってしまう思考から
抜け出すには、

まずぐるぐる思考に
陥りやすいパターンを
理解することから
です。



ぐるぐる思考に陥りやすいケース

①失敗したとき


仕事でミスをして
上司に注意されたとき、

「こんなしょうもないミスをする
自分はゴミだ」

「ちゃんと確認すれば
よかったのに」

「次もまた失敗する
んじゃないか」

と、何度も何度も過去を責める
思考のループにはまっていませんか?

ミスの原因と対策を考えれば、
それ以上悩むことはないのに、

特に完璧主義で自分に対する
期待値が高い人ほど、
自分を厳しく責めてしまいがちです。

心の奥底で、

「失敗=価値のない自分」
「完璧でなければ認められない」

という強い思い込みを
持っていませんか?



だから小さなミスでも、
「自分はダメだ」と過剰に自分を責め、

頭の中で何度も失敗を
反芻してしまうのです。

実際には、ミスそのものよりも、
ミスした自分への自己否定
ぐるぐるを引き起こしています。


②人間関係でモヤモヤしたとき


友達との会話でちょっとした
違和感を感じたり、

職場で誰かに冷たくされた
気がしたりすると、

「何か嫌なこと言っちゃったかな」
「もしかして嫌われたかな」
「本当は自分のことどう思っているのか」

と、相手の気持ちを推測して
ぐるぐる悩み始めることがあります。

対人関係に敏感な人は、
過剰に相手のことを察しようとして
このパターンに陥りやすいです。

「人に嫌われて
居場所がなくなるのが怖い」

「人から認められたい」

という執着を持っていないですか?

いくら心の安全を取り戻そうとして
頭の中で相手の気持ちを
推測し続けても、

究極的には相手の気持ちを
100%理解することはできません。



この場合のぐるぐる思考は、
他人とのつながりを失うことへの
強い恐れ
が根元にあることに

まずは気づきましょう。


③重要な決断を迫られたとき


進学、転職、引っ越し、結婚など
大きな選択を前にすると、

「本当にこれでいいのかな」
「もし失敗したらどうしよう」
「もっといい選択肢があるかも」

と、延々と考え続けてしまいますよね。

未来に対する不安が大きいと
正解探しをやめられず、
思考の迷路に迷い込みやすくなります。

一度の失敗=人生の終わり
という極端なイメージを
抱えていませんか?

決断するたびに
「もっと良い答えがあるのでは?」
と、果てしなく考え続けてしまいます。

つまり、

自分の判断を信じきれない不安が、
選択を先延ばしにし、
ぐるぐるループを生んでいるのです。

これは、心の奥底ではやってみたいけど
失敗して恥ずかしい思いをするのが嫌だ、
という思考も当てはまります。

行動しない言い訳として、
ぐるぐる思考を持ち出しているのです。



どうすればぐるぐる思考から抜け出せるのか?


ぐるぐるとどんどん複雑に
思考がこじれるのは、

問題を頭の中で
解こうとしているからです。

数学の問題を解くとき、
紙に書いて考えますよね。

それと一緒で、
書くことが思考を整理する
第一歩です。

そこでおすすめしたいのが、
ジャーナリングという方法です。

ジャーナリングとは、
頭の中のモヤモヤを、
紙にそのまま書き出すこと
です。

書く効果は偉大です。

  • 頭の中の混乱を「見える化」できる
  • 感情を言葉にすることで、整理が進む
  • 自分の思考のクセに気づける
  • 「ただ考える」よりも
    脳が冷静になりやすい

こうした効果があります。

さらに、感情を書き出すだけで
ストレスホルモン(コルチゾール)が
減少する
こともわかっています。



つまり、ジャーナリングは
心のメンテナンス
なのです。



ぐるぐる思考を終わらせるジャーナリングの手順


具体的にどうジャーナリングを
すればいいのか、手順を紹介します。


【ステップ1
とにかく思ったことをそのまま書く

テーマは決めなくて大丈夫です。
思いついたことを芋づる式に
どんどん書き出します。

きれいな文章である必要も、
誰かに見せることもありません。

心の声をそのまま全部
書き出してみてください。


【ステップ2】
コントロールできるものと
できないものに分別する

ぐるぐる思考になっている場合、
コントロールできないもの、
考えても意味がないものまで

ごちゃ混ぜにして考えていることが
多いです。

書き出したものを引いた目で見て、
自分でコントロールできるものだけ
印をつけてみましょう。



【ステップ3】
コントロールできることについて、
実際にできる最小の行動を
一つ決める

ぐるぐる思考を終わらせる、というのは
答えを出す、ということです。

答えとは、実際に取る行動のことです。

どれだけ深く考えたとしても、
行動しなければ何も意味がありません。

小さくて、すぐにできる行動は何か
明確に言語化しましょう。

そして、一旦仮の答えが出たら
「もうこの件は終わり!」と
唱えてください。

あとは仮の答えを実際に行動に
移す
だけです。

もし間違っていたとしても
いいんです。

考え過ぎて何も行動しないより
100倍良いです。



ステップの補足です。

紙に書き出す時は、
自己否定の言葉が出てきたら

「自分は本来のままで価値がある」
と付け加えてください。

自己否定感は何も生みません。

また、本来の自分ではダメという思いから
無理のあるしんどい行動を選択したとして
持続可能ではありません。

あなたは、自然体の姿でいることが
一番良いのです。

今はそう思えなかったとしても、
もし自己否定の言葉が出たら
追加で書き足してみてください。

言葉にすることで少しずつ、
自分を大切にできるようになります。



今すぐできる超かんたんジャーナリング


「もっと手軽にやりたい!」という人は、
たった一言メモから始めましょう。

今日のモヤモヤを一言にして、
スマホのメモ帳に書くだけでもOKです。

例:

  • 「疲れたけど、頑張った」
  • 「ちょっと悲しかった」
  • 「もう少し自分を褒めよう」

これだけでも、頭の中のモヤモヤを
外に出す効果があります。





一流は、シンプルに考える


ぐるぐる思考は、
時間も、思考力も、メンタルの健康も奪う
とても厄介なものです。

ジャーナリングを習慣にすることで、
その負のループから抜け出すことが
できます。

大事なのは、考える捌け口とゴールを
用意することです。

捌け口とゴールがないから、思考が
迷宮入りしてしまうのです。

ただたくさん考えれば
偉いわけではありません。

あなたのその素晴らしい思考を
使うなら、

より質の良い思考をしていきましょう。

ぐるぐる思考になっていることに
気づいたら、このブログをまた
読み返して

ジャーナリングを実践してください。

ぐるぐる思考でドブに捨てていた
時間と、思考力と、メンタルが

あなたをより輝かせる資産へと
変わっていきます。



最後に、この言葉を送ります。

三流は、シンプルなことを複雑に考える。
二流は、複雑なことを複雑に考える。
一流は、複雑なことをシンプルに考える。


良い意味で、シンプルに、テキトーに
いきましょう。

思考に縛られるより、身軽に
動いた方が気持ち良いですよ!

あなたが秘めているエネルギーを
ジャーナリングで発揮できることを
祈っています。


たかひろ | ジャーナリングガイド

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