なぜ僕らは自己啓発本を読むのをやめられないのか?

マインド


このタイトルを読んで、

あなたはポジティブなイメージが湧きましたか?

それともネガティブなイメージが湧きましたか?


このブログは、自己啓発本を否定する内容では全くありません。

むしろ自己啓発本は、生き方を見つめる素晴らしいものだと思っています。


ただ、僕は大学生の時「よくない自己啓発本の読み方」をしていました。

自己啓発本って元気になったり、生き方のヒントが得られたりするものですが、

僕は逆に不安が増幅してネガティブになっていました


このブログでは、

「よくない自己啓発本の読み方」から、

「良い自己啓発本の読み方」に変える方法を、

僕の体験談を交えてお伝えします。


悩みがあって自己啓発本を読むけどいまいちスッキリせず、

気づいたら自己啓発本ジャンキーになってしまっている人、ぜひ読んでみてください。


このブログを読むと

「自己啓発本を読んでもスッキリしない原因」がわかり、

自己啓発本を自分のためにうまく活用できる具体的な行動」を知ることができます。


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まず読書を習慣にしている大人はほぼいないので、読書をしている時点でとても勉強熱心です。


せっかくなら自己啓発本の力を最大限に活用して、

やりたいことを明確にして、

確実に目標達成して、

目標達成のご褒美で旅行を楽しんじゃうような未来を手に入れましょう!!


結論


「よくない自己啓発本の読み方」はなんとなく読んで終わりになる読み方。

「良い自己啓発本の読み方」は読んだ感想をアウトプットする読み方です。


漠然とした不安を自己啓発本で晴らしたかった


僕の自己啓発本にまつわる失敗談をお話しします。


大学生の時、漠然とした不安に襲われていました。

  • 豊かな暮らしをさせてもらってるのに幸せを感じられない
  • やりたいことがわからない
  • スキルもないのに将来ちゃんとやっていけるのか
  • 自己否定のループ

とにかく、原因もわからない苦しさに襲われていました。


苦しさから逃れるようにスマホをスクロールし、何時間もスマホに時間を溶かしてしまった罪悪感で自己否定の底に落ちる…これを繰り返していました。


「楽になりたい。」


この一心で、半ばすがりつくように自己啓発本を買って読んでいました。


「人生を変えてくれる一冊に出会えれば、この苦しさから抜け出せるんじゃないか」


当時の僕にとって、自己啓発本を読むことがかろうじてできる行動だったんだと思います。


まずは「心を楽にしよう系」の本を何冊か読んで、その後「自分磨き系」の本も読みました。

読んだ直後はやってやるぞ!と清々しい気持ちになるのですが、数日後には元通りの生活とネガティブメンタルになっていました。

そして、また新しい本を求めてしまうのです。


完全に中毒ですね。


ある日、誰もが知っているであろう有名な『嫌われる勇気』を読みました。

『嫌われる勇気』って、だいぶ強烈な主張が書いてあるんです。

メンタルが弱りきっていた自分にとって、まさに劇薬でした。

読了して3日間くらい落ち込んでいたと思います。


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そんなこんなで、当時の僕は自己啓発本中毒になっていました。

どれだけ本を読んでも、漠然とした不安が解消されることはありませんでした。


ですが、読書とは別の習慣を始めたことで、

時間はかかりましたが漠然とした不安の正体を知り、解消することができました。

その習慣を紹介する前に、僕が自己啓発本の中毒になってしまった原因をお話しします。


自己啓発本の中毒になってしまう原因


中毒になる原因は、不安の向き合い方が間違っていたからでした。

漠然とした不安をスタートにして、こんな流れを辿っていました。


①漠然とした不安で頭の中がごちゃごちゃになり苦しむ
②知識をインプットすることで解決しようとする
③読書をして、一瞬良い気分になる
④でも実際は頭のごちゃごちゃに情報を注ぎ込んだだけ。何も解決していない
⑤良い気分を求めて、さらに読書をする
⑥頭の中が不安と情報が散乱したゴミ屋敷のようになる


漠然とした不安に対して、

インプットする

というアプローチをとっていたことが間違いでした。


例えると

「体調が悪い原因はわからないけど、とりあえず薬飲んどこう」


っていう状態です。当然さらに体調悪くなりますよね。


読書の危ういところって、読めば読むほど知らないことがたくさんあることに気づいて、さらに情報を入れないとダメだ!って思っちゃうことです。

「まだ知らないことがたくさんあるのに、行動するなんて怖い。」


現実は行動でしか変わらないのに、逆に読書のせいで行動できなくなっていたんです。


そこで、インプットではなくアウトプットすることにしてみました。


不安を書き出す習慣


僕は読書のペースを落として、日記を書き始めることにしました。

不安が複雑に絡み合っていてどこから手をつけていいかわからなくなっていたので、

とりあえず今日の出来事と思ったことを書くことから始めました。


思ったことを書いてみると、頭のごちゃごちゃしたゴミがちょっと排出されたような感じがしました。


読書は頭のごちゃごちゃにさらに情報を入れる行為だったのに対し、

日記はごちゃごちゃを外に出す行為だったのです。

頭のごちゃごちゃが言葉になっただけで、思考が整理された気がしました。


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日記を書いてたった数ヶ月で不安なくスッキリ、なんてことはありません。

でも日記を3年書き続けたら、徐々に不安の正体がわかって、適切に対処できるようになりました。


日記で不安を書き出すと、次の行動が見えます。

今の自分に必要な知識がわかって、必要な情報を必要な分だけ取り込むことができます。

読書をしたら本の感想を日記に書くことで、情報が頭の中で散乱せず、記憶に定着します。


不安と向き合うコツは、まずアウトプットして、必要な分だけインプットだったんです。


まずは本の感想をメモすることから


何年もしぶとく日記を書くのは気が遠くなりますよね。

なのでまずは紙に不安を書き出してみてください。


そして、言語化された不安を客観的にみて、今の自分に必要な情報が載っていそうな本を選んでみましょう。


そして、本を読んだら一言でも良いので感想をメモしましょう

または友達に感想を話してみましょう


アウトプットすることで、情報がごちゃごちゃのゴミになることなく、記憶として定着します。

本を読んで一文でも印象に残るものがあれば、読書の価値があります


本を読んでさらに不安を増幅させるのではなく、読書を一歩でも確実に前進するものにしましょう。

せっかく読書するなら、ちょっと工夫して楽しく読書しましょう!


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