「やりたいこと100リスト」の効用

言語化


「やりたいことが分からない」という地獄


皆さんはやりたいことについて考える時、どんな気持ちになりますか?

僕は1年前までは、やりたいことを考え出すと最悪な気分になっていました。


やりたいことって何か分からなすぎて、

「自分はやりたいことも分からない、意思のない、価値ない人間だ」


という(少々大げさな)自己否定に陥っていました。


やりたいことを考え出すとワクワクしてポジティブな気持ちになるのが一般的だと思うのですが、僕はやりたいことが分からない、という思考の沼にどっぷり浸かってしまっていました。

でも意外と、僕みたいにネガティブな気持ちになってしまう人(特に忙しい社会人)は多いんじゃないかなって思います。


僕はコンサルファームで働いていた頃、平日は仕事で体力と感情がすり減っていき、休日は一日15時間も寝てしまって、起きている間も動画をぼーっと見て心身を充電させることしかできませんでした。

今考えれば、やりたいことを考え、実行する余裕さえなかったなぁ、と思います。

いざ体力と時間に余裕ができて、やりたいことをやろうとしても、

「あれ、やりたいことってなんだったっけ…?」

となることがよくありました。



やりたいことが分からない自分がずっと嫌いでした。

でも、「やりたいこと100リスト」を書くことで、やりたいことが分からない自分、というセルフイメージから脱却できました。

そして、以前よりも確実に自分のことを好きになりました!


今回は、「やりたいこと100リスト」とは何か、どうやって書くか、どんな良いことがあるかを紹介します。

「やりたいこと100リスト」とは文字通り、自分がやってみたいことを100個書き出す、というものです。

やりたいことを実行できたら、赤ペンで○をつけます。


僕が過去に書いたリストはこんな感じです。
(あまり内容を見られると恥ずかしいので、薄目で見てください笑)


画像
画像
画像


「いや、さすがに100個もやりたいことないよ…」

って思いましたよね?僕もリストを書く前はそう思っていました。


気合いで100個書くんです…!


いきなり根性論になりすみません笑

やりたいことが分からない人は、やりたいことがないのではなく

  • やりたいと思ってもメモをせず、忘れてしまう
  • 「やりたい、でもできなそうだなぁ」と無意識に除外してしまう

が原因だと思います。(少なくとも、自分はそうでした)


やりたいことを100個書き出す上で一番大事なのは、

「できるかできないか」の思考を一切取り払う!

というマインドです!


もし自分がお金も時間も能力も十分にあって、制限なくなんでもできるとしたら…と想像して書いていきます。

他にも、

  • 今すぐできるような小さなことから、人生かけてできるか分からないような大きなことまで、なんでも書いて良い
  • なるべく、達成したかどうかが明確なものにする
    (△ダイエットする → ○〜kg痩せる、〜回ジムに行く)
  • 1ミリでもやりたい気持ちがあれば、やりたい気持ちの大きさは問わない

あたりを意識すると、良いリストが書けます!


100個絞り出して書くことで見えるもの


やりたいことを実際に100個絞り出してみて、100個書くことの良さがわかりました。

  • 後半書くことがなくなったあたりで、心の奥底ではやりたいと思っているけど、気づかないように硬く蓋をしていたことにようやく気づき、書くことができる
  • 本心でやりたいのか、外発的動機でやりたいのかの区別がつくようになる
  • 今週できるものから、数年単位のレベルの高いものまで出てくるので、クリアするモチベーションが湧く

とにかく量を出して書いてみるって大事です。


やりたいことをやっていく人生に


やりたいこと100リストを書いたことで、やりたいことを後回しにすることが少なくなりました。

買いたいものがあったら今日買いに行く。

会いたい人には今日連絡をして会いに行く。

今やりたいことを今実行する

ことができるようになりました。

身近なところから、やりたいことに時間を使うことが、本心に素直になって生きる第一歩だと思います。


そして、やると決めたことをしっかりやって、リストに赤ペンで○をつける達成感、気持ち良いです。

このリストを○で埋めていくぞ!という前向きな気持ちになれます。

やりたいことを、明確に洗い出していきましょう。

そして、やりたいことをやっていく人生にしていきましょう!


コメント

タイトルとURLをコピーしました